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夏休みにオススメ 東京近郊・見晴らしの良い鉄道路線5選

子どもならずとも、感嘆の声を上げてしまうかも?(ゆりかもめ)

 夏休みに入り、子どもと一緒のお出かけプランを考えている親は多いだろう。そこで、北海道から九州まで、日本中の鉄道を乗りまくってきたフリーライターの男性(40代)が、都内から日帰りで行け、子どもも喜ぶこと請け合いの見晴らしの良い路線を5線紹介する。

【ゆりかもめ】(東京都)

 海あり、橋あり、新幹線も眺められるゆりかもめは、眺望という面では都内随一。新橋をスタートすると、まずは電通や日本テレビなど、有名企業の本社ビルの脇を通過。新幹線や首都高速など、都会の風景を上空から楽しめます。

 ハイライトは何と言ってもレインボーブリッジ。グルグルと螺旋状に高度を上げていき、巨大な橋で東京湾を渡るダイナミックな風景は圧巻です。沿線には船の科学館、日本科学未来館、フジテレビ本社、ダイバーシティ、ヴィーナスフォート、東京ビッグサイト、東京大江戸温泉物語、パレットタウン、東京ジョイポリスなど、立ち寄りたいスポットも目白押し。日が暮れてから乗ると、夜景がまた素晴らしいので、カップルにもオススメです。

【京葉線】(東京都~千葉県)

 沿線に東京ディズニーランドがあることで知られる京葉線。東京駅から乗車し、越中島駅を過ぎて地上に出た後は、ほぼ全線が高架になっていて、見晴らしが非常に良い路線です。潮見駅を過ぎると、線路が運河の上を進み、辰巳の国際水泳場を右手に見ながら90度方向を変え、湾岸高速と並行して千葉方面に向かいます。

 車窓からは、東京ゲートブリッジ、葛西臨海公園の観覧車、東京ディズニーランド、羽田空港への着陸態勢に入った飛行機、天気が良い日には遥か遠くに房総半島の山々や富士山を望むことも出来ます。沿線には上で述べた葛西臨海公園、東京ディズニーランドに加え、ららぽーと東京ベイ、幕張メッセ、ゾゾマリンスタジアムなど、見どころは多いので、たっぷり1日遊べます。

【湘南モノレール】(神奈川県)

 海水浴、江ノ島巡り、水族館、海の幸などが楽しめる江ノ島は、東京近郊でも有数の観光スポット。湘南モノレールは、JR東海道線と横須賀線が分岐する大船駅を出発し、江ノ島まで行くモノレールです。「江ノ電」と比べれば知名度は劣りますが、売りは何と言ってもスピード感です。

 その乗り心地は、しばしば「ジェットコースターのよう」とも言われ、会社のHPにも、「海あり山ありのアップダウンの激しい地で、曲がりくねった道路に沿い、(中略)まるでジェットコースターのようにワクワクドキドキするスリリングで楽しい乗り物」と書かれているほど。江ノ島に行くなら、1度は乗ってみる価値があると思います。

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