クラウドファンディングに参加するユーザーは、同社製品に対して積極的だといえるだろう。そのユーザーの直接の声は、確かに非常に参考になる。実際、JVCケンウッドのクラウドファンディングには1541人の支援者から2251万5000円が集まった。テストマーケティングとしては十分な規模だろう。
チャンスを得るための資金集めの場としてだけではなく、ニーズを正確に把握するための場としても機能しだしたクラウドファンディング。大手企業にとっても商品開発において価値ある場所となりそうだ。
◆取材・文/空閑叉京(HEW)