実は「猛暑」とされた2010年の前年、2009年は日照時間の少なさなどから冷夏だった。前出ライター・Aさんは、「日経POS情報サービス」の2009年7月と2010年7月のデータを比較し、涼しい夏と猛暑に売れるアイスの違いを調査している。すると『ガリガリ君』(ソーダ 65ml×7)は2009年の16位から9位にランクアップしていたという。『ガリガリ君』は“猛暑で売れるアイス”の代表格なのだ。
今年の猛烈な暑さでさらに売れ行きアップが期待される『ガリガリ君』。暑さと生産ラインの激しいせめぎあいが続いているようだ。