家計

宅配便の「再配達トラブル」を回避するテクニック

 マンションに宅配ボックスがあっても、中には宅配ボックスに入れていかないドライバーさんもいるので、再配達時に“今後は宅配ボックスに入れちゃっていいですよ”などと一言伝えておくと良いと思います」(Aさん、以下同)

 また、ドライバーの携帯に直接電話することも重要だという。

「不在票にはドライバーさんの名前と携帯電話の番号が入っていますが、再配達を頼むときなどは、ネットで手配するよりも、携帯に直接連絡したほうが確実に再配達してくれます。電話で直接話せば、時間外のときでも融通を利かせてくれることもあります。とにかく、ドライバーさんと仲良くなることで、気持ちよく配達してくれるようになりますよ」

コンビニや営業所受け取りを活用しよう

 ネット通販業者によっては、複数の宅配業者に依頼しているケースも多い。その中でトラブルに発展しやすいと言われているのが、中小規模の宅配業者だ。

「営業所の数が少ない中小規模の宅配業者の場合、営業所からの距離が遠くて、単純に配達に時間がかかってしまうこともあります。また、大手の宅配業者であれば“配達する場所がわからない”ということはあまりないのですが、中小の業者だと必ずしも届けてくれるドライバーがそのエリアに詳しいわけではなく、場所がわからず届けられなかったということもありうる。

 そういったトラブルを回避するには、購入時にコンビニ受け取りや営業所受け取りを指定すると良いでしょう。自分で荷物を取りに行くのは手間ではありますが、家がわからないことも不在配達になってしまうこともなく、間違いなく受け取ることができます」

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