ライフ

スタッフも呆れ顔 スーパー銭湯「トラブルだらけ」の日常

今日も事件はスーパー銭湯で起こっている?(イメージ)

 スーパー銭湯やサウナと言えば、かつては“オヤジが行くところ”という印象が強かったが、近年では岩盤浴、ミストサウナ、充実したアメニティーグッズ、漫画コーナーなどを用意した施設も増加。老若男女を問わず人気になっている。しかし見ず知らずの人たちが多数集えばトラブルも起こるもの。首都圏のあるスーパー銭湯では、今日も珍事件が発生している。

 その施設は、首都圏の著名観光スポットの近くに立地し、露天風呂、サウナ、レストラン、マッサージなどの設備を備えた大規模なリラクゼーション施設。開館より20年近くが経過し、近隣住民に愛されるくつろぎスポットだが、同館で働く30代の男性スタッフのAさんによれば、毎日が大騒ぎなのだという。

「週2~3回起きるのは、自分の靴が分からなくなって大騒ぎする人です。ウチの施設は、100円が戻ってくるタイプの靴箱を採用しているのですが、カギを差し、100円が戻ってきて、その100円を財布にしまい、『さて、靴を履くか』という時に、自分の靴をどこに入れたか分からなくなるのです。手元にもうカギはなく、番号など当然おぼえていないので、カギが差さっている靴箱を片っ端から開けてみる羽目になります。

 ちょくちょく現われるのは、湯船で本を読んだり、サウナで新聞を読んだりする人です。どちらも禁止なので、発見したときはもちろん、他のお客様から報告があった場合にも、すぐに注意しています。

 先日は、『松葉杖のまま入っても良いですか?』というお客様がいました。当館にはそのようなマニュアルがなく、スタッフで検討した結果、危険だということでお断りしました。当館を含め、温泉施設はバリアフリーになっていないところがまだまだ多く、今後の大きな課題だと思います。

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。