家計

国内最大の利用件数誇る「nanaco」、10万円超の税金支払いにも対応

利用可能店舗数は約32万店にのぼる「nanaco」

 細かい現金を用意する必要がなく、レジの読み取り機にかざすだけで気軽に買い物が楽しめる電子マネー。電子マネーの利用は着実に進み、2017年12月の主要電子マネーの決済金額は5兆円を突破した。

 普及を牽引している電子マネーの1つが、セブン&アイホールディングス(HD)が発行する流通系電子マネー「nanaco」だ。電子マネーに精通する『ポイ探』代表の菊地崇仁さんが話す。

「nanacoの年間利用件数は、国内主要電子マネーとしては最大の約20億件。利用可能店舗数は約32万店にのぼります(2018年6月末時点)。割引きやポイント獲得などお得な特典がいっぱいなので、セブン-イレブンやイトーヨーカドーを頻繁に利用する人なら、nanacoを活用しない手はありません」

 nanacoで効率よくポイントを貯めるにはどうすればいいか。ポイントサービスに詳しい岡田祐子さんが話す。

「nanaco単体のポイント還元率は、対象店舗なら0.5~1%。他の主要電子マネーの多くは0.5%であることを考えると、非常にお得です。さらにお得を得たいなら、nanaco一体型のクレジットカード『セブンカード・プラス』を活用するといいでしょう。セブンカード・プラスからnanacoに入金(チャージ)すると、チャージ額に対して0.5%のポイントが付与されるからです。

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