彼女が会社員だったら年収1000万円でも2000万円でも稼ぎそうなマネージャーレベルだと感じる“仕事ぶり”でした。
夫がシンガポールに駐在するとなると、妻がバリキャリでもキャリアを中断してシンガポールで子育てに専念するということは、海外の妻でもよくあることです。
そうしたスーパーママたちがボランティアをするケースが多いので、海外で子供たちのお世話をするようなボランティアに立候補すると、本気でやらなければ「なんで来たの?」という雰囲気になります。日本の「皆で少しずつやろう」というのんびりした感じではなく、ビジネスのようなシビアな世界であると常々感じています。
◆はなわ・ようこ/ファイナンシャル・プランナー、CFP認定者、1級FP技能士。青山学院大学国際政治経済学部卒業後、外資系投資銀行に入社。退職後、FPとして独立。現在はシンガポールに在住。『少子高齢化でも老後不安ゼロ シンガポールで見た日本の未来理想図』 (講談社+α新書)『毒舌うさぎ先生のがんばらない貯金レッスン』(日本文芸社)など著書や監修本多数。http://yokohanawa.com/