閉じる ×
ライフ

「罹災証明書」申請に向け掃除の前に被害状況を写真に収めよ

 危機管理教育研究所代表の国崎信江氏が続ける。

「大規模災害時には、自治体の人材も逼迫していますから、判定する職員の目利きの力にばらつきがあるケースも見られます。判定に納得がいかない場合、調査をやり直してもらうため再度申請することも可能だと覚えておいてください」

 大規模な災害が起きた場合には、避難所に自治体の職員が出向いて被災者に罹災証明書の申請意思を確認することもあるため、「申請漏れ」は起きにくい。だが、専門家2人がここまで「判定」の重要性を強調するのは、それが後々、支給されたり公費で負担してもらえるお金の額に直結するからだ。

※週刊ポスト2018年9月14日号

関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。