シンガポールではブランドを持つ年代が低年齢化しているのも特徴です。10歳にも満たない子供がヴィトンやプラダのバッグを身につけていたのには驚かされました。親が使わなくなったバッグを持っているのかもしれませんが、末恐ろしいと思いました。見栄のための出費もかさみますが、サークルに入ることで受けられる恩恵も多く、日本よりたくさん使ってたくさん稼ぐといった習慣があると言えるかもしれません。
◆はなわ・ようこ/ファイナンシャル・プランナー、CFP認定者、1級FP技能士。青山学院大学国際政治経済学部卒業後、外資系投資銀行に入社。退職後、FPとして独立。現在はシンガポールに在住。『少子高齢化でも老後不安ゼロ シンガポールで見た日本の未来理想図』 (講談社+α新書)『毒舌うさぎ先生のがんばらない貯金レッスン』(日本文芸社)など著書や監修本多数。http://yokohanawa.com/