試食台の側に立ったままだと客との距離ができるため、台を離れ、客の隣に行って声をかけるなど、思いついたアイディアはどんどん実践した。
「日によってお客さまも販売する商品も違うので、前日と同じことをしても売れない。だから、商品の強みをしっかりと伝えられるよう、販売する4日前から、自分で商品を購入してあれこれ試作しています。生クリームにはこんな使い方があるなとか、盛り付けはこうした方がかわいいな、とか工夫できることは無限にある。正解がないからこそ、私もまだまだ勉強中ですし、そこがこの仕事の魅力です」
※女性セブン2018年10月4日号