数あるオンラインショッピングモールのなかでも、特に注目を集めているのが「ZOZOTOWN」。同サイトを運営するスタートトゥデイの前澤友作社長が、女優の剛力彩芽と交際したり、民間初の月周回旅行の乗客第一号に名乗り出たりなど、ZOZOTOWNとは直接関係ないところで話題になることも多いが、それもやはりZOZOTOWNの業績がいいからということだろう。では、一体ZOZOTOWNのどこがユーザーを引きつけるのだろうか。
ZOZOTOWNは、アパレルショップのオンラインモール。BEAMS、ユナイテッド・アローズなどの有名セレクトショップを中心に、ファストファッションから有名ブランドまで、多種多様なファッショングッズを購入できる。
ZOZOTOWNを日常的に利用しているという30代の男性Aさんはこう話す。
「いちばんの魅力はサイトのデザインがスッキリしているとことだと思います。たとえば、楽天にもアパレルブランドは多数出品していますが、店舗ごとにサイトのデザインが違うので、ちょっと見にくい印象。でも、ZOZOTOWNはシンプルでどこに何があるかがすぐに分かる。広告バナーが出てこないというのもいいですね」
また、検索のしやすさも魅力だという。
「例えば楽天では、検索をしたときにお目当てではない商品も含めて多数ヒットしてしまうんです。もちろんそれでいい商品と巡り合うこともあるのですが、ちょっと面倒になってしまうことも少なくない。ZOZOTOWNの場合は、店舗数がそこまで多くないので、ピンポイントな検索結果が出やすくて選びやすいんです。なんというか“ショッピングがしやすい商品量”なのだと思います」(Aさん)