コツコツ貯める派に根強い人気の500円玉貯金。続けられればあっという間に貯まるのが魅力だが、なかなか長続きしないと挫折する人も多い。そこで、勝者と敗者の違いを探るべく『女性セブン』の読者サイト『セブンズクラブ』で746人にアンケートを実施した。
アンケートでは、読者の半数以上(57%)が500円玉貯金をしたことがあるという結果が出た。
「財布に500円玉があると、“貯金に回そう”という気持ちになって楽しいです。貯金箱がずっしりと重くなると、貯まったなと実感できますし、あっという間に2万~3万円になっているので、貯めがいがあります」(53才・主婦)
「毎日、500円玉を貯金箱に入れたらシールを貼る。シールがたまっていくと幼い頃みたいにワクワクします」(34才・公務員)
など、成功者には楽しみながら貯めているという声が多かった。ファイナンシャルプランナーの森田悦子さんは、500円玉貯金のコツを次のように語る。
「貯金がうまい人は、貯めること自体を楽しんでいます。500円玉貯金ができた日はカレンダーに印をつけて、10枚貯まったらケーキを買うなど、最初はご褒美を目標にしてみましょう。続けるうちに貯めること自体が楽しくなってきますよ」
また、節約系ライターのはなさんは、「お釣りは必ず500円玉でもらう」「帰ったら必ず貯金箱に入れる」など、簡単なルールを決めることが、長続きの秘訣だと言う。
芸能人にも多くの実践者がおり、嵐の二宮和也(35才)は、80万円貯めたことをテレビ番組で公表。向井理(36才)は猫の貯金箱に貯め続けており、昨年亡くなった野際陽子さんは500円玉貯金でグランドピアノを購入したと、本誌に明かしていた。