日経平均株価は、幾度も上値を押さえられてきた2万3000円の壁を力強く上抜け、年初来高値を更新してきた。ハロウィンの時期に投資をすると春にかけて上昇する傾向にあるという「ハロウィン効果」のアノマリーもあり、投資意欲が高まってきた投資家も多いのではないだろうか。10月に狙える注目の株主優待銘柄を紹介しよう(株価は10月上旬現在)。
高級喫茶店「椿屋珈琲店」を展開する東和フードサービス(3329)は、自社店舗で使える優待券が年2回贈られる。「椿屋」ブランドの喫茶店は質の高い珈琲をゆったりと楽しめる贅沢なカフェで、首都圏に50店舗近くを展開している。少々お値段が張るだけに、優待券を活用できるとお得度は高い。同社ではそのほか、「ダッキーダック」や「イタリアンダイニングDONA」などの飲食ブランドを展開しており、株主優待はコーヒーや焼き菓子などの商品も選択可能だ。
【東和フードサービス(3329)】自社店舗で使える優待券……100株以上200株未満:1000円分(4月は1500円分) 200株以上400株未満:1500円分(4月は2000円分) 400株以上800株未満:3500円分 800株以上2400 株未満;7000円分 2400株以上4000株未満:1万2000円分 4000株以上:1万8000円分(10月末、4月末、年2回)
浅草ビューホテルや成田ビューホテルなどを展開する日本ビューホテル(6097)は、全国に12ある直営ホテルのほか、那須りんどう湖LAKE VIEWなどのレジャー施設で使える優待券が年2回贈られる。今期はインバウンド需要が拡大する大阪に開業した新ホテルの費用が利益を圧迫しているが、株価は底打ち反転の兆しが見える。東京スカイツリーを望む浅草ビューホテルの大人気レストラン「武蔵」で利用すれば、お得に豪華なホテルビュッフェも楽しめる。
【日本ビューホテル(6097)】直営ホテルの宿泊や飲食などに使える優待券……100株以上300株未満:2000円分 300株以上500株未満:3000円分 500株以上:5000円分(10月末、4月末、年2回)