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「SNSから距離を置くと人生ラクに」 元SNS中毒者たちの告白

SNS疲れを自覚している人は案外多い?(イメージ)

 Googleが提供するSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「Google+」が2019年8月でサービス終了となることが発表された。Googleによるとユーザーの利用率が低いことが、サービス終了の理由の一つだという。

 SNSを活用するのが当たり前のこの時代。Google+のほか、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムなど複数のSNSが存在し、1人でそれらを同時に使っているユーザーも多いだろう。しかし、Google+が利用者減を理由にサービス終了となることからも分かるとおり、あまりにたくさんのSNSを使うことはやめ、厳選して使うユーザーも少なくないようだ。

 40代の男性雑誌編集者Aさんは、mixi全盛期時代からSNSを活用していたという。その後、ツイッター、フェイスブック、Google+、インスタグラムなど、話題になるSNSにはいち早く登録し、それぞれをこまめに更新していた。

「全部のSNSに同じ投稿をするのではなく、できるだけ異なった内容を投稿するようにしていました。フェイスブックは学生時代からの友人と仕事関係が中心、Google+は仕事関係のみ、ツイッターは自分の好きな音楽関連のアカウントやタレント、ツイッター上で仲良くなった友人など、といった感じ。フォローする人もなんとなく分けていました」(Aさん)

 AさんがSNSにもっとものめり込んでいたのは、2012年くらいのこと。「SNS中毒」とも呼べるような、常に4~5個のSNSをチェックする日々が続いていた。

「仕事中でもツイッターは開きっぱなしにして、休憩時間にはそのほかのSNSを延々と巡回していました。SNSから新しい情報を得ることもありますし、人間関係が広がることもあったんですが、今考えるとまったく仕事が進まなかった。時間ばかりが奪われて、あらゆるものの効率が悪くなっていた気がします」(Aさん)

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