外見のみならず、その性能にも秘密があるようだ。
「その名の通りゲーム向けのPCとして開発されたものですから、グラフィク処理性能が高いグラフィックボードや優れた処理性能のメモリ、CPUを搭載しています。さらに通常のノートPCでは冷却機能も貧弱で、ファンの音が気になるという人もいますが、その点もほとんど心配ない。ビジネスパーソンでも表計算や画像処理など重い処理が仕事内容に含まれる人が増えており、その中でもMacではなくWindowsがいいという人に受けている印象です」(同前)
実際、その“コスパの良さ”にひかれて買い替えを検討しているという会社員の男性(30代)は、こう話す。
「今はビジネス用で使う人が多い某メーカーのノートパソコンを使っているのですが、ゲーミングPCメーカーとして有名なMSIが今夏発売したビジネス向けPCを買おうと思っています。ノングレア液晶や高性能さ、冷却機能がありながら、10万代前半で手が届く。今使っているPCメーカーで同じスペックを求めると20万円くらいかかりますが、コスパが良いのが魅力です」
市場縮小が続く中での明るい話題。ゲーミングPCは市場の救世主になるのだろうか。