投資

年金不安を補うための「じぶん年金」としてイデコが注目される理由

「サラリーマンやパート主婦が働いて『収入』を得たら、その金額にしたがって、所得税・住民税がかかりますよね。イデコに掛け金を払うと、その金額分を『収入』から差し引いた上で、税金が計算されるので、結果的に所得税・住民税が安くなるんです」

 年収300万円のAさんの場合、所得税・住民税が年間11万6500円(条件により異なる)かかる。そこで、毎月2万円(年間24万円)をイデコで積み立てると、その分が収入から引かれて、税金が計算されるので、3万6000円も税金が減って、得することになる。

 特にパート主婦には、こんな得する活用法がある。

「年間103万円までなら所得税が課されない『無税』のため、この範囲内でパートをしている主婦は多い。月にあと2万円分働くと、年収は127万円になって、3万6000円の税金がかかってしまいます。

 ところが、その2万円をまるまるイデコに積み立てると、その分には課税されない。つまり、『無税』のままでいられます。ちなみに、年収130万円未満であれば、扶養のままでもいられます。そのペースで40~60才まで20年間イデコを続ければ、合計72万円も節税できる計算になるんです」(山中さん)

※女性セブン2018年11月8日号

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