実際に現地を確認することで、図面ではわからない問題点が見つかることもある。次も実際にあったケースだ。
「地図を見る限り理想的な角地に立つマンションでした。一般的に角地は評価が高いんです。実際には、一方の道が登るだけで息を切らすような急坂だった。段差や坂があり、土地から直接その道を利用できない場合、角地とは評価されません。このケースでも、評価額が大幅に圧縮されました」(同前)
別掲したのは、保手浜氏の協力のもと作成した「払い過ぎチェックリスト」だ。該当する場合は申告手続きに注意が必要だ。
※週刊ポスト2018年11月9日号