住まい・不動産

お金があれば住んでみたい「青山一丁目」、最大の魅力は?

毎年秋には神宮外苑のイチョウ並木に多くの人が集まる

毎年秋には神宮外苑のイチョウ並木に多くの人が集まる

 住んでみたい街の理想と現実には、得てして大きな差があるものだ。憧れのあの街は果たして本当に素敵な街なのか? まったくノーマークだけど、実は住みやすい街は? 今回は「青山一丁目(東京都港区)」について、ライターの金子則男氏が解説する。

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 東京の地下鉄には、「新宿三丁目」「四谷三丁目」「銀座一丁目」「本郷三丁目」「六本木一丁目」など、「○丁目」という名前の駅がいくつもありますが、青山一丁目もその1つ。すべての駅の数字が奇数なのは、知る人ぞ知るトリビアネタです。関西では、「谷町六丁目駅」を「たにろく」、「谷町九丁目駅」を「たにきゅう」といった具合に略しますが、東京にはそういった風習はありません。

 鉄道は東京メトロの銀座線と半蔵門線、さらに都営地下鉄大江戸線の3線が通っています。かつては新宿や六本木が“近くて遠い街”でしたが、大江戸線開通でその問題もすっかり解消。最寄りのJRの駅までやや距離があるのがネックと言えばネックですが(信濃町駅まで徒歩10分程度)、公共交通機関で不便さを感じることはないでしょう。

 道路状況も悪くありません。駅の真上には青山通りと外苑東通りの交差点があり、首都高3号線、4号線、都心環状線へもスムーズにアクセスできます(交通量は凄まじいので要注意)。神宮外苑の周遊道路を上手に使うと、移動時間を上手に削れるので、抜け道として上手に活用したいところです。

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