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スマホゲーム“無料プレイヤー”の複雑な心理 「時間の浪費が…」

無料プレイでも「やめるにやめられない」心理とは?(イメージ)

無料プレイでも「やめるにやめられない」心理とは?(イメージ)

 スマホのゲームアプリに月に何万円ものお金を使い生活が苦しくなるという人がしばしば話題になるが、その一方で、あくまで無料プレイでスマホのゲームアプリに没頭してしまう人もいる。無料であれば、家計に支障をきたすこともないので、何の問題もないのでは……と思いきや、意外とそうでもないらしい。

 30代独身の会社員Aさんは、スマホでパズルゲームをするのが日課となっている。Aさんが話す。

「現在、並行して5つほどのパズルゲームをプレイしています。『キャンディークラッシュ』とその姉妹ゲームの『キャンディークラッシュゼリー』、『キャンディークラッシュソーダ』、『キャンディークラッシュフレンズ』をメインで毎日プレイしています。あとは『LINEポコポコ』、『LINE:ディズニーツムツム』を時間が空いた時などにやっていますね。アイテム課金は一切したことがありません。完全に無料でプレイしています」(以下同)

 いずれのゲームも1回プレイするごとに、ハートやクローバーなどの“ライフ”を1つ消費し、そのライフがなくなると、ライフが貯まるまでプレイできないというシステムとなっている。ライフが貯まる時間はゲームによって異なる。

「朝起きたら、とりあえず1つのゲームで貯まっているライフがなくなるまでプレイ。ライフがなくなったら別のゲームをプレイして、その間にライフを貯める、といった感じで、延々とプレイをしています。

 仕事がある日は、ゲームに割ける時間も少ないのですが、最近では朝起きてから30分くらい布団の中でプレイしてしまいます。その後通勤電車の30分くらいの間もプレイして、会社に着いてからはちょっと気が向いた時に、休憩がてら2、3回プレイするという感じです。平日であれば、ライフを全部消費してしまうことはまずありません」

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