ガッツリ食べたい時に好まれる丼ものの代表格と言えば、やはりかつ丼。コンビニ弁当の中でも定番商品となっており、各社がそれぞれこだわりのかつ丼を販売している。そこで、マネーポストのコンビニグルメ担当記者Aが、大手コンビニ3社のかつ丼を実食比較した。
ファミリーマートでは「厚切りロースかつ丼」(598円、税込み、以下同)が販売されている。とんかつのサイズは大きめで、さらに厚く、かなりのボリューム感だ。
また、全体的な味付けのほうも、どちらかといえば“濃いめ”。割り下の甘みも十分に感じられる。カロリーも977kcalと、まさにガッツリタイプのかつ丼となっている。疲れたときや空腹時に食べれば、相当な満腹感を堪能できそうだ。
ローソンの卵はふわふわで“エアリー”
ローソンの「ふわとろ玉子のロースかつ丼」(550円)は、その名の通り、ふわふわな卵が大きな特徴となっている。半熟というよりも、メレンゲにも近いような“エアリー”な卵の食感は、コンビニ弁当ではあまり体験したことがないタイプのものだ。
とんかつそのものは小ぶりだが、お肉はとても柔らかい。だしがきいたタレは適度に甘く、かつ丼としては上品な部類に入るだろう。カロリーは651kcalとなっている。