一昔前ならば「内職」と呼ばれた地味な仕事も、ネットやスマホの普及で、一気に「ワールドワイドなビジネス」に繋がる時代だ。専門家いわく、「一億総副業時代」の幕開けがやってきた。手軽に始められる副業のひとつとして、ここでは「ユーチューバー」を紹介しよう。
子供が将来なりたい職業ランク上位のユーチューバー。自分は無縁と思っている人が多いが、検討の余地はある。
ユーチューバーになるには、まずパートナー契約をして自分のチャンネルを開設する。ただ、それで動画をアップすればお金が入ってくるわけではない。
過去12か月間の総再生時間が4000時間を超え、登録者数が1000人以上にならないと動画に広告が入らない。かつては再生1回ごとに0.1円入ったが、今は登録者数や再生回数によって変動する仕組みだ。
「人気ユーチューバー養成講座」などのコンサルティングを行う小林正弥さんは、「地道にチャンネル登録数を増やしていけば、月30万円も夢ではない」と言う。
「養成講座の生徒には、全国の子育て中のママから子供を遊ばせている映像を送ってもらって、月収500万円を稼ぐ人もいます」(小林さん)