牛丼と同じ価格帯で定食が食べられる
さらに安い餃子定食を提供しているのが、オリジン弁当を運営するオリジン東秀が手がける「れんげ食堂Toshu」だ。餃子5個と漬物、ライス、スープがセットとなった「餃子定食」は380円(税込み)、餃子10個の「W餃子定食」は560円(税込み)である。
「餃子の個数が少ないとはいえ、10個入りの定食で560円というのはかなり安い。さらに餃子5個の定食で380円というのも破格です。もちろんボリューム的には少ないのですが、牛丼と同じ価格帯で定食が食べられるというのは特筆すべきことだと思います」(小浦氏)
大規模なチェーン店ではなくとも、格安の餃子定食は少なくないという。
「たとえば、都内に5店舗を構えている『餃子の福包』では平日限定のランチ定食を590円で提供しています。その内容は、焼き餃子もしくは水餃子を2皿(合計12個)とナムル、ライス、スープで、焼き餃子6個と水餃子6個という組み合わせも可能です。『焼き餃子』と『水餃子』を単品で頼むとそれぞれ290円で、ご飯は250円。それだけでも830円なので、ランチ定食は240円も安い計算になります。これは相当コスパがいいといえるでしょう。私もランチタイムによく利用しますが、行列になることもありますね」(小浦氏)
低価格でも十分な満足感のある餃子定食。いろいろなお店を巡って、“コスパ最強”の餃子定食を探してみるのもいいかもしれない。