毎年、年末から年始にかけて、手帳を買い換える人や、スケジュール管理の方法を見直す人も多いのではないだろうか。そこで悩みの種となるのは、「紙」か「デジタル」かという問題だ。
調査会社マクロミルが2018年11月に発表したデータによると、「紙の手帳」を使う人は39%、「スケジュール管理系アプリ」を使う人は21%。10代男性以外すべての年代・性別で紙の手帳を支持する人が多い結果となった。
ここまでPC・スマホが普及しても、依然として紙の手帳が支持されているようだが、どちらを使いやすいと思うかは人それぞれ。紙からデジタル管理に移行した都内在住の女性Aさん(30代)は、その魅力をこう語る。
「スケジュール管理はGoogleカレンダーを使い、iPhoneとPCで同期するようにしています。どちらからでも入力でき、出先でもチェック可能。手帳時代は書いたのに見忘れたり、うっかり手帳を持っておらず、予定を書き写すのを忘れたりということがよく起こりました。また、変更があったときにぐちゃぐちゃになるのもイヤでした。Googleカレンダーにし、アラートを設定することで、予定をすっぽかすことやダブルブッキングもなくなりました」
とにかく手間を省きたいAさんにとって、デジタル管理の意味は大きいという。
「予定欄に相手の連絡先や住所を入れておけば、そのまま電話をかけたられたり、Googleマップにも飛べたりもでき、重宝しています」(Aさん)