トレンド

葛西臨海公園、ガーデンプレイス… 平成初期に誕生した東京名所9選

【東京都庁舎:1991年】
 それまで丸の内にあった東京都庁が新宿に移り、東京の中心が緩やかに西に移動する流れを決定づけた都庁舎の移転。「こんなに豪華なビルが必要なのか」という声は、時の流れと共にかき消されたようです。オープン当初は展望室に上がるエレベーターも大行列でしたが、それも過去の話。展望室は無料なので、ツインタワーの両方の展望室に上がって、都内360度の景色を楽しみましょう。

【横浜ランドマークタワー:1993年】
「ランドマーク=目印」という名前の通り、横浜を象徴する建物となりました。「あべのハルカス」には抜かれてしまいましたが、いまだに東京近郊では一番高い超高層ビルです。当時、展望フロアまで上がるエスカレーターは世界最速を誇り(現在は台湾の「台北101」が1位)、あっという間にたどり着いた展望室から見た眺めには、誰もが驚かされました。

【レインボーブリッジ:1993年】
 お台場と都心部を結んだレインボーブリッジは、織田裕二の『踊る大捜査線』で全国的にその名が知れ渡りました。高速道路、一般道、鉄道(ゆりかもめ)が通るレインボーブリッジは、歩いて渡ることも可能です。

【恵比寿ガーデンプレイス:1994年】
 JR山手線・恵比寿駅の駅前に、ビール会社の工場があったことを知らない人も多いのでは? その跡地に完成したのが恵比寿ガーデンプレイスです。渋谷から1駅という立地ながら、地味な印象が強かった恵比寿でしたが、平成という時代を経て、東京でも屈指のスタイリッシュな街へと変貌を遂げました。

【ゆりかもめ:1995年】
 当時、ポツポツと開発が始まっていた臨海部と都心部を結ぶ列車・ゆりかもめは1995年に開通しました。開通当初は、新橋を出発してレインボーブリッジを渡り、お台場に入ると、建物がほとんどなく、まるで都市開発のシミュレーションゲームのようでしたが、計画通りにきちんと街が出来上がった都市計画の見事さには舌を巻かざるを得ないでしょう。

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。