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大学入試のリアルハプニング集 救護室大混乱、試験日間違い…

合格に向けて一生懸命だからこそ事件も起こる?(イメージ)

合格に向けて一生懸命だからこそ事件も起こる?(イメージ)

 センター試験も終わり、本格的な受験シーズンが到来している。大学受験は人生の進路を大きく左右する重要なターニングポイントだが、そんな大事な場面で思わぬ珍事件に遭遇する不幸な受験生もいる。受験生の身に降り掛かった珍事件を紹介しよう。

 受験日のはるか前に珍事件に遭遇したのは、今から20年以上前にマンモス大学を受験したYさん(40代)だ。

「私が1浪で早稲田大学を受験した時のことです。私にとっては2度目の挑戦でしたが、送られてきた受験票を見ると、1万人以上受験者がいるのに、受験番号が前の年とまったく同じでした。当日、会場に行くと、試験を受ける教室も座席も前の年とまったく同じ。イヤな予感がしましたが、2度目も不合格でした」

 1万分の1以下の確率で、前年と同じ数字を引き当てるとはなかなかの強運だが、結果とは無関係だったよう。運が悪かったといえば、やはりマンモス大学を受験したOさん(30代)も苦い思い出があるという。

「前の席に座っていた受験生の体臭が、とにかくひどかったんです。お風呂に入っていないような……。強烈な臭いが気になったなんて言い訳にはなりませんが、試験はボロボロでした」

 一方、別の理由で本番がボロボロだったのは、現在、飲食店で働くMさん(30代)だ。

「試験の2週間ほど前、ゲームセンターに行ってパンチングマシーンをやりました。思い切り殴るとストレス解消になりますし、いつも良い記録が出るので、時々やっていたのです。しかしその日は当たりどころが悪く、殴った後に指がどんどん腫れてきて、結局小指を骨折していました。教師や親には死ぬほど怒られ、同級生には散々バカにされ、試験当日は鉛筆が上手に持てず、当然不合格でした」

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