ビールのつまみの定番といえば、唐揚げ、枝豆、串カツ、チーズ、ポテトフライ、ソーセージ……などが挙がりがち。“ビール偏愛者”であるネットニュース編集者の中川淳一郎氏は、これまで「定番」ともいえるつまみを散々食べてきたが、その中で“最強のおつまみ”を見つけたという。以下、中川氏がレポートする。
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長年ビールを飲み続けてきた私が、最近見つけた“最強のおつまみ”とも呼べるものが、マクドナルドの「朝マック」メニューの「ソーセージエッグマフィン」と「ハッシュポテト」です。出来たてのものはいわゆる「朝ビール」の時にしか食べられませんが、仮に夕方食べるにしても、冷蔵庫に入れたうえで両方ともオーブントースターで3分半ほど焼けば普通においしく食べられます。
元々ハンバーガーとビールという組み合わせは好きではあったのですが、とはいってもなんとなく「食事色」が強すぎて、「これだったらケンタッキーのフライドチキンの方が合うような……」なんてことを思っていました。
そんな中、試しにソーセージエッグマフィンとハッシュポテトを合計370円で購入してみました。セットだと450円ですが、あくまでも「単品」での購入です。これを一度食べてみたのですが、なんと……。バターのついたマフィンと塩味のついたソーセージ、そして分厚い目玉焼き、これ、ビールにサイコーに合うじゃありませんか! 時々カリカリのポテトも食べ、ビールをプハーッ。
いや、ビールを飲み始めて20年以上、いいつまみを見つけました。それまでビールのつまみといえば、定番の唐揚げや枝豆などに加え、チョレギサラダ、タコサラダ、生牡蠣、アジフライ+千切りキャベツ、ニシンのとろ煮缶詰、崎陽軒のシウマイ、チリコンカン、豚バラ+ニラ+エノキ炒めといったものこそ至宝と思っていたのですが、これらに割って入ってきたのがソーセージエッグマフィン+ハッシュポテトだったのです。