しかしながら、この段階では「これぞNo.1」というほどではありません。No.1にのぼりつめるにはもう一つの工夫が必要でした。それは、塩分と辛さの強化です。私自身辛い物が好きで、生牡蠣を食べる時は、アメリカ式にケチャップ+タバスコ+岩塩+レモン汁+ホースラディッシュで食べます。串カツの類にもカラシはたっぷりとつけます。
そんな中、知人からトリュフ塩の瓶をもらい、それをマフィンとポテトにかけてみたら塩分が追加され、まごうことなき立派なつまみになるではありませんか! ただ、ここにはもう一つ必要な要素があった。「辛み」ですが、これはすぐに解決しました。マクドナルドには「シャカチキ レッドペッパー」という商品があります。
かつてファーストキッチンでは袋の中にポテトを入れ、その中に粉を入れて振ればフレーバーのついたポテトになる、みたいなのがありましたよね。それに似たようなもので、マクドナルドでも専用のバッグにチキンとパウダーを入れて味をつけられます。粉はチェダーチーズとレッドペッパーがあります。
これをマフィンの目玉焼きの上に少しかけ、ポテトにもかけたらウマいのではないかと考え、「あのぉ~、シャカチキの粉って買えますか?」とおずおずと店員に聞いたところ「30円です」と言われ、レッドペッパーを選びました。
そして、これを両方にかけてビールを飲んだら。うひゃっ、辛い、しょっぱい! ビールに合う! こりゃ、ビールが進んで仕方がねぇ! とばかりにこの2つを食べ終わるまでに500ml缶3本を空けてしまったのでした。時々トリュフ塩も両方にかけてみます。
というわけで、今現在私にとってのNo.1ビールのつまみはマクドナルドのソーセージエッグマフィン+ハッシュポテトにトリュフ塩かシャカチキのレッドペッパー粉がけ、といったところです。日中と夜も売ってくれれば嬉しいんですけどね……。