樹木さんは二次相続のリスク回避まで想定して、夫に相続させなかった可能性が高い。生前に家族と話し合って、相続先を指定する遺言も遺されたのでしょう」（曽根さん）
図らずも、内田さんが亡くなった今、樹木さんの生前の“配慮”が大きく功を奏した格好になった。そうした樹木さんの意を汲んで遺産を遺さないことに承諾したと思われる内田さんもまた、樹木さん同様、家族思いの人だったのだろう。
※女性セブン2019年3月28日･4月4日号
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