インターネットが普及し始めた2000年には、ユニクロが50色の『フリース』を2600万枚売り上げるという驚異的な数字を記録。
2007年にパイロットコーポレーションは約30年もの開発期間を経て、消せるボールペン『フリクションボール』を発売。画期的な技術で今や世界で26億本を売り上げる商品に成長した。
2005年に誕生した『ヘアドライヤー ナノケア』(パナソニック)は、独自の微粒子イオン『ナノイー』を送風しながら乾かすことで、髪にツヤが出て、しっとり仕上がると人気に。年々改良を重ね、2018年に累計1000万台を突破。美容家電としての地位を確立した。
2009年、『辛そうで辛くない少し辛いラー油』(桃屋)が発売され、大ヒット。以後「食べるラー油」(食べラー)を各社が追随して発売するようになる。
生活を豊かに、楽しく、便利に──。数々のヒット商品には日本の“ものづくり”への熱い想いが込められていた。高い信頼を得て、今も売れ続けている。
※女性セブン2019年4月11日号