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愛犬、人柄、財産… シニア再婚成功カップルそれぞれの決め手

財産整理の遺言書作成で子供の反対がなくなった例も(イラスト:たばやん)

財産整理の遺言書作成で子供の反対がなくなった例も(イラスト:たばやん)

 仕事、育児、介護、そして不幸な結婚から解放されたシニア世代の多くが、今再び、婚活を始めているという。厚生労働省の人口動態統計では2000年頃から50才以上の男女の結婚が増え、2012年には、年間約4万組のシニアが婚姻届を提出している。

 人生100年時代の結婚とは──。実際に幸せをつかんだ夫婦からシニア再婚の本音を取材した。ここでは3組のケースを紹介しよう。

2回目のデートで自宅へ招待。決め手は愛犬がなついたこと

 川崎隆さん(54才)・裕子さん(45才)夫妻(仮名)は、現在結婚1か月。裕子さんは24才で結婚し35才で夫と死別、子供はいない。隆さんは50才の時に離婚し、北海道から東京へ転勤。27才と25才の息子がいる。北海道にある隆さんの持ち家には次男が暮らす。

 離婚後は長男と暮らしていた隆さん。離婚して3年もたつと寂しさを感じるようになったという。そこで結婚情報センターNOZZEで紹介された裕子さんと交際を開始。裕子さんはある目的のため、2回目のデートで彼を自宅に招いたという。

「これまでも出会いはあったのですが、愛犬がなつかなかった。そんな人とは交際できないと思ったんです」(裕子さん)

 幸いにも、愛犬はすぐに隆さんになつき、子供たちも結婚に賛成。現在は、こんなに幸せでいいのか不安なほど、新婚生活を楽しんでいる。

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