職場で話しかけられたくなくて、ヘッドフォンで意思表示
大手企業でデザイナー職として勤務する30代の男性・Kさんは、職場で話しかけられないようにするためにヘッドフォンを装着することが多いと明かす。
Kさんが愛用するのは、遮音性に優れた「ノイズキャンセリング」機能搭載のヘッドフォン。職業柄、仕事中にヘッドフォンをかけても勤務態度をとがめられることはなく、同僚にも愛好者は多い。
Kさんによれば、職場でのヘッドフォンは「メッセージが込められている場合もある」という。
「仕事中はノイズキャンセリング機能をオンにして、完全防音。雑念を振り払って、業務に集中します。“今は話しかけないで”という暗黙の意思が伝わるうえ、遠くから声をかけられても反応できないので、どうしても必要な緊急時以外には話しかけられたり、意見を求められたりしなくなりました。僕の職場では普段からビジネスチャットを使っているので、何か質問があったり、相談があれば、そこでやり取りすればいい。ちなみに、イヤフォンよりヘッドフォンのほうが、遠目からも『あ、あいつ今話しかけないでモードだな』とわかるので、職場では、明るい色のヘッドフォンをしています」(Kさん)
あなたの周りでイヤフォン・ヘッドフォンをつけている人がいたら、それは「話しかけないで」という意思表示かもしれない?