平成30年版の「男女共同参画白書」(内閣府男女共同参画局)によると、平成29年度における女子の大学への進学率は49.1%。これに短大進学率8.6%を合わせると57.7%となり、男子の大学進学率(55.9%)を上回る計算となる。
今や女子の2人に1人が大学に進学する時代となったが、学生の質はさまざまだ。世間の「女子大生」イメージといえばキラキラとしたキャンパスライフやミスコンを想像しがちだが、現実にはそうしたイメージとかけ離れたケースもある。特にいわゆる“Fラン(=Fランク)”と呼ばれる偏差値の低い大学では、想像を絶する授業態度を取る女子学生も少なくないという。都内の某女子大の女性教員・Aさん(30代)が明かす。
「先日は『先生、これから歌舞伎町のホストクラブに行くから授業早退しまぁす!』と元気よく叫んで帰って行った女子学生もいました。後日、話を聞くと『ホストの沼にハマっていて、担当(自分の好きなホスト)のために稼ぎを全部使っている』、『ホストのために遅い時間の講義は入れない』と話していました。まだ大学2年生なのにどんな生活をしているのかと不安になりますね。しかし教員という立場上、プライベートな内容に深く介入することもできない現状です」
また、講義中に不適切な行動を取る学生も少なくないという。
「講義中に机の上に足を乗せている学生、靴と靴下を脱いで裸足になり椅子にあぐらをかき、足の裏をかいている学生もいます。ほかにも超ミニスカートで下着が丸見えでも気にしない学生、講義中に化粧し続けている学生などさまざま。過去には、90分の授業に耐えられず教卓の前で大きな声を出し『90分マジでダルい』と睨みつけてくる女子もいました。