品行方正、気品のある女性を育成すると大学側が美辞麗句を並べていても、それ以前のレベル。失礼ですが親がどのように育てたのだろうかと疑問に思うことも少なくありません。女子大だから、ということではなく、やはり偏差値の低さと授業態度は相関関係にあるように思います」(Aさん)
“陽キャ”だけでなく“陰キャ”の子たちも…
ただ、そんな不適切な行動を取る女子大生たちが、必ずしも“派手”で目立つような“ギャル系”グループばかりというわけではないようだ。都内の別の女子大の男性教員・Bさん(30代)は、不真面目な女子大生にも様々なタイプがあると語る。
「ギャル系というか、派手なタイプの“陽キャ”の子たちの中に騒いだりする子がいるのは、想像通りだと思います。パソコンルームの講義なのに飲み物や食べものをパソコンの前に広げ、その場でフルメイクをする子や、スマホのインカメ(内蔵カメラ)で自撮りをしている子もいます。昨年はフォロワーが1万人ほどいるという“インスタグラマー”の学生がいたんですが、講義中にブランドもののバッグとコスメを並べて、真剣に写真を撮っていましたね。
ただ一方で、“陰キャ”と呼ばれる地味な子たちの中にも、講義中に音を出してスマホのソシャゲ(ソーシャルゲーム)をやっていたり、男性アイドルや男性声優の動画を流して、集団で爆笑して騒いでいる子たちがいます。アイドルソングを歌っている子もいました。注意すると睨み返してきたり、あるいは私を完全に無視したりもします」
ある時は、講義中にお菓子を広げて、数人で“お菓子パーティ”をはじめた学生もいたというから驚きだ。このような授業態度の悪さは、講義やレポートに対する意識の引さにも繋がってくる。Bさんが続ける。