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的外れ、熱烈すぎる… 私たちが転職サイトでもらった困ったオファー

転職サービスを通じて、エージェントと接触をする人が増えている

転職サービスを通じて、エージェントと接触をする人が増えている

 現在勤めている会社からの転職を検討する際の第一歩として利用される、転職サービスや大手求人サイトへの登録。サイト上で職務経歴や履歴書を登録すると、企業の人事や、人材の斡旋を行う転職エージェント会社から採用オファーを受けることが出来る。

 大手IT企業に勤める30代男性・Aさんは、直近での転職願望はないものの、良い条件があれば検討の余地はあると思っており、また自らの市場価値を意識するためにも転職サイトに登録している。普段は自社サービスの企画開発を行っているため、同業他社や今後ITに力を入れたいと考えている異業種企業、またそのような企業を顧客として抱える転職エージェントからオファーをもらうことが多い。

「常に自分の市場価値を知っておくのは重要だと思っていますが、どう考えても返信しにくいメールや、検討違いな求人情報が送られてくることも多く、本当にそこで転職をするという気にはなりません」(Aさん)

 Aさんが最近増えていると感じるのは、やたらと自身の経歴をアピールしてくる転職エージェント担当者からのメールだという。

「こちら(求職者)が知りたいのは、仕事の業務内容や金銭面の条件、なぜその仕事を推薦したいのかという理由。にもかかわらず、『○○社最年少MVP』『殿堂入りヘッドハンター』『海外MBAホルダー』などといった自身の経歴をアピールしてくるエージェント担当者が多くなっている印象です。求職者には、日々色んな転職エージェントからメールが来るので、少しでも目立つ必要があるのはわかります。ただ、自分自身の凄さだけを伝えられても、だから何っていうか……返事しにくいですよね」

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