クイズの景品が会社のグッズやカレンダー
余興の定番と言えるクイズ大会。新郎新婦のなれそめに関するクイズに解答することで、豪華な景品を持ち帰ることが出来るルールになっているケースも。だが20代の男性・Bさんが参加した会は、なぜか盛り上がらなかった。
「クイズ自体は、2人を良く知っている人であれば、解答できる内容でした。しかし、いかんせん景品が微妙。iPad、任天堂スイッチ、東京ディズニーランドのペア宿泊券、などだったら喜ばれると思うのですが、その時の景品は新郎の会社のグッズやカレンダーが中心。大賞のデパートの商品券こそ3万円でしたが、きっとそれも取引先からのもらい物……。結婚式や二次会でお金がかさみ、途中で予算不足になってしまったのでしょう。頑張ってまで欲しいと思えるような景品はなく、二次会最後の一大イベントだったはずのクイズ大会はあまりにも盛り上がらず、そのまま幕を閉じました」
カップル成立せずに“さらし者”扱いに
結婚式の二次会は、新郎新婦の友人など“お年頃”の男女が集う場でもあることから、出会いのきっかけを作るような余興もある。20代の女性・Cさんが参加した結婚式では、くじを引いた男女同士が連絡先を交換するというコンテンツがあった。
「受付時、男女別に番号の書かれた紙をもらいました。その番号を使うことになったのは、二次会の後半。新郎新婦がくじをひいて、番号が発表された男女が前に出て、連絡先を交換するという企画でした。当たったら嫌だなあと思っていたのですが、私の名前が呼ばれ前に出ることに。相手は優しそうな人だったのですが、私のことがお気に召さなかったようで、連絡先を交換することなくそのまま終了。一部始終を見ていた友人には慰められたものの、何故私が“さらし者”にならなければならなかったのか……」
主役は新郎新婦といえど、参加者への配慮がない二次会だと、お祝いの気持ちも半減してしまうようだ。