一方30代の男性会社員・Bさんは、アプリを使うのをやめ、Kindleで電子書籍を購入するようにしたという。
「アプリは、“ちょっと読んでみようかな”というきっかけとしては良いんですが、無料だと、ついつい興味がもてないようなものまで読んでしまう。でも、続きを読もうとすると有料になるから、結局、途中までで読むのをやめてしまいます。そうなると時間がもったいないと感じてしまうので、今ではアプリを使うのはやめ、一冊一冊、読みたい漫画をKindleで購入しています」(Bさん)
ちなみにBさんは、単行本で買っていた頃よりも、電子書籍になってからの方が漫画に使うお金が増えたという。
「私は2児の父なのですが、アプリや電子書籍だと、漫画を買っている姿や、どんな漫画を読んでいるかを子供に見られないで済むので、自由に買っちゃっているという側面もあるかもしれませんね」(Bさん)
アプリにせよ電子書籍にせよ、ユーザーたちは漫画を読む媒体として、それぞれのメリットに合わせて使い分けているようだ。