キャリア

母子家庭で育った貧困女子大生・ホノカのアルバイト事情

 ホノカさんが仮に奨学金をもらって大学院に進学した場合、無事大学院を修了して社会人になった瞬間、500万円の“借金”を背負っていることになる。

「さらに奨学金をもらうことも考えたのですが、これ以上の奨学金はできれば受けたくないと思って、今のうちからアルバイトもしながらお金を貯めています。目標は大学卒業までに200万円。今は塾講師のアルバイトをしていて、週3回、小学生を教えています。約6時間教えて1日6000円くらいのアルバイト代がもらえます。曜日によってコマ数が違いますが、月6万~8万円ほどかな。家庭教師のほうが時給はいいのですが、家庭教師だと2時間しか教えられないので、1日に稼げるアルバイト代は少なくなってしまって塾講師を選びました」

 とはいえ、普通のアルバイトだけでは貯金も限界がある。そこでホノカさんが目をつけたのが、パトロン男性(パパ)と一緒に食事するなどして援助をしてもらう“パパ活”だったという。

「お母さんには内緒ですが、ツイッターで見かけて、半年ほど前からパパ活を始めました。『paters』『Pairs』『Tinder』といったアプリを使って相手を探しています。今まで10人ほどの男性にお会いし、合計で40万~50万円ほどお小遣いをいただきましたね。30代の会社経営者や50代のお医者さまなど、今も連絡を取り合っているのは5人。全員お食事だけで、ランチでお茶だけという人もいれば、夜ごはんという人もいて、どちらも1万円をいただいています」

 今では定期的に連絡を取り合う男性が5人できたというホノカさんに、さらに踏み込んで詳細を聞いた。

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