6月5日に結婚を発表し、多くの人たちから祝福された山里亮太と蒼井優。2人が同日に開いた結婚記者会見では、結婚の決め手や経緯について語られ、終始笑いに包まれていた。なかでも注目されたのが、蒼井の婚約指輪の辞退だ。
芸能人の結婚ともなれば、高額の婚約指輪が話題になるのが通例だが、蒼井からの言葉は「指輪はお断りしました」というものだった。その理由を蒼井は「年内になくす自信がある」と茶目っ気を交えながら、「(指輪を買うお金は)何かを一緒に経験することに使ってほしい」と説明。山里も「いろんな経験に使ってほしい」と言われたことを明かした。
女性たちの憧れの象徴ともされてきた婚約指輪だが、蒼井に限らず“婚約指輪不要”という価値観はじわじわと高まっているようだ。
20代会社員女性・Aさんは、2人の記者会見を見ていて「私と同じ価値観」だと嬉しくなったと話す。というのも、結婚間近の恋人に「婚約指輪はいらない」と伝えていても、冗談としか受け取ってもらえないのだという。
「私は本気なのに、彼は『本当にいいの? 特別なものだよ』と困惑気味です。でも、給料何か月分もの指輪って、男性側の負担がすごくないですか? お金をかけるものって、人それぞれでいい。夜景がきれいに見えるレストランでプロポーズみたいな思い出にもなるイベントとか、おそろいのシンプルな結婚指輪とかならあってもいいな、と思いますが、日常生活で着けることもない宝飾品はいらないです」(Aさん)
40代会社員女性・Bさんは自身が結婚した時の経験をもとに、婚約指輪が“当たり前”とするのはもう古い価値観で、徐々にそのあり方も変わっていくのでないかという。