実際、アクセサリー販売店関係者も、イヤリングのバリエーションが増えてきた実感はあると話す。
「ここ4、5年でイヤリングのバリエーションがぐっと増えましたね。つい最近もお客様から、前はピアスの方が可愛いものが多くて、イヤリングがなかなかなかったので嬉しいという声を頂きました」
くわえて耳のアクセサリーも進化しているという。
「イヤリングの欠点ともいえる金具でとめる痛さは、ある程度はシリコン素材のカバーを装着することで緩和することができます。最近では、ノンホールピアスを求める人も多いですね。穴を開けなくてもピアスのように見え、イヤリングより軽くて痛くないのが魅力。耳の上部などに挟むイヤカフや、貼ることでピアスに見せるシール型ピアスも人気です。わざわざ手間をかけてまで穴を開ける必要性がないのかもしれません」(同前)
ファッションやメイクでもナチュラルが好まれるように、アクセサリーにもその波が押し寄せているのかもしれない。