パートで働く69歳の妻が申し込めば審査が通るということで、無事に借りられましたが、妻はこの10月で70歳になります。少しずれていたらローンが組めなかったわけで、ぎりぎり間に合った格好です」
NPO法人「住宅ローン問題支援ネット」代表で不動産コンサルタントの高橋愛子氏はこう解説する。
「高齢になると、老朽化やバリアフリー化などのために自宅のリフォームが必要になることがありますが、一般的に、リフォームローンを組むことができるのは69歳まで。年齢に関係なく返済原資がないと見なされればローンは組めませんが、70歳を超えるとその他の条件を満たしていてもローンが組めなくなってしまうことがほとんどです」
※週刊ポスト2019年9月20・27日号