秋の行楽シーズン本番だ。今年の9月、10月は3連休も多く、アクティブに動きたいもの。
だが、そう思って予定を立てようにも、連休が近づいた今となっては、ホテルや旅館、レジャーに観劇など、どこも予約でいっぱいだ。割高な料金も家計に響く──そんな悩みを持つ人にピッタリなのが、「当日・直前」予約。節約アドバイザーの丸山晴美さんが話す。
「もともと予約に空きがあるケースだけでなく、直前や当日になるとキャンセルも発生します。お店側は、予約が埋まらないと赤字に直結します。空席・空室のままにするくらいなら、採算を度外視しても、安く提供して集客につなげたいと考えるものです。
利用者は、そういうサービスをあえて狙うことで、事前に予約するよりもはるかに安く、満足度の高いサービスが受けられるのです」
2000円台で泊まれる超お得な「当日深夜割」
「まさに採算度外視」の超お得なサービスがあると教えてくれたのは、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんだ。
「まずおすすめしたいのが、ホテルチェーン『東横イン』の『ミッドナイトタイムサービス』です。当日の23時以降に空室があれば、1室4300円から利用できます。ダブルルームやツインルームは5300円からで、2人で泊まれば1人2000円台と激安です。
23時以降と、時間は少し遅めですが、全国展開しているので、たとえば旅行で前日入りしたい時や、丸一日観光で外出している場合など、夜はホテルで寝るだけという人にはぴったりです」