大人になると勉強する機会が減るが、覚えたり考えたりすることは、脳にいい刺激を与える。専門知識を得れば、仕事や日常生活に活かせることも。人生100年時代の今、資格を取って趣味の世界を広げてみてはいかがだろうか。
興味のある資格はあるが、どんなことを学べるのか気になっている人はいるかもしれない。そこで、人気資格のひとつで、疲労を取り除く方法を指導できる『疲労回復インストラクター』の実際のテキストから、一部を紹介しよう。
■『疲労回復インストラクター』(民間資格)
※「資格のキャリコレ」より問題提供(一部編集部改変。実際の試験問題とは異なる)
Q1:疲労回復インストラクターの役割について、次の記述のうち、正しいものには〇、誤っているものには×で答えなさい。
【1】医療行為を行ってはならないが、按摩マッサージ指圧師や鍼灸師が行う施術は可能である。
【2】簡単なストレッチ同様、マッサージ行為も疲労回復インストラクターが行える施術の1つである。
【3】食事の提案の延長として、クライアントに対して自分で使用しているサプリメントを処方できる。
【4】クライアントの肩こりがひどい時、治療や診断に該当しない程度のアドバイスなら行える。
Q2:疲労をためないための生活習慣について、次の記述のうち正しいものには〇、誤っているものには×で答えなさい。
【1】仕事で忙しい平日は、ほとんど体を動かさず運動不足になっているので、土日にハードな運動を始めることにした。
【2】スーパーで加工食品を選ぶ際は、食品表示ラベルをよく見てから買うようにしている。
【3】帰宅後は、コーヒーを飲みながら寝る直前までパソコンで動画を見て過ごすことが多い。
【4】家族に「いびきがうるさい」と言われているが、病気ではないので、医師に相談などはせず、気にしないようにしている。