また、扉がぴったりしまらないのはゴムパッキンの劣化が原因。メーカーでの修理が可能だが、出張修理費用など1万円以上かかる。
炊飯器は、内釜と温度センサー部分を確認しよう。毎日使う、月に数回しか使わない、など使用頻度に差がある炊飯器の劣化は、内釜とセンサー部分から始まることが多い。
「コンピューター制御された現在の炊飯器は、本体にある温度センサーが内釜に反応しておいしく炊けるようになっています。内釜が傷ついたり、センサーが錆びたり、焦げつくと、日によって炊きムラが生じます。これも買い替えの目安」
寿命を延ばすには、内釜の外の水を拭いてからセットする。このひと手間が重要。また、炊き上がりや保温ご飯がにおう場合も替え時だ。
電子レンジは、温めムラをチェック。充分な時間をかけて加熱しているのに、温めムラが増えた、うまく解凍できなくなってきた、そんな場合は買い替えを。
「電気製品は全般に、衰えてくると頑張って働こうとして音が大きくなる傾向があります。いつもと違った音がしてきたら、故障寸前だと思ってください」