高級食パンの食べ比べは“趣味”
30代の女性会社員・Aさんは、いろいろなお店の高級食パンを食べるのが好きだという。
「ネットで高級食パンの情報を仕入れて、わざわざ買いに行くこともしばしば。お店によって特徴があるので、それを食べ比べるのが楽しいです。しっとり系、もちもち系、甘みが強い、塩味が強いなど、本当にいろんな食パンがあります。毎日食べるものを買うというより、ちょっとした“趣味”みたいなものなので、値段が多少高くても、そこまで気になりません」
朝食として高級食パンを食べることが多いというAさんだが、おみやげとして購入することもある。
「高級食パンって、やっぱりちょっとハードルが高いので、なかなか自分では買おうとしない人が多いんです。そういう人におみやげとして持っていくととても喜ばれます。ただ、家にパン切り包丁がないという人も多いので、そのあたりは注意が必要。パン切り包丁を持っているかどうかを確かめて、持っていない人にはセットでプレゼントすると喜んでもらえます」(Aさん)
2斤800円でも「高くはない」
40代の男性会社員・Bさんは、近所に高級食パン専門店がオープンしたことをきっかけに、高級食パンにハマったという。
「街なかで高級食パン専門店の紙袋を持った人をよく見かけていて、なんとなく気になっていたところで、近所に『銀座に志かわ』ができたんです。それで買ってみたら、とてもおいしかった。ふわふわ感なんかもやはり、普通の食パンとは違いますね。そのまま食べてもおいしいし、トーストにしてもおいしい。タイミングが合えば必ず買います。ほかにも、『乃が美』や『MIYABI』の食パンも食べてみて、いずれもおいしかったし、いろいろ食べてみたくなります。2斤で800円くらいという価格も、この味なら十分満足できます。
ちなみに、パン切り包丁は持っていなかったので、高級食パンのために買いました。たしか1400円くらいで、ちょっと高いなって思いましたね(笑)」
どうやら、値段に見合った満足度が待っているといえそうな高級食パン。パン切り包丁を用意してうえで、試してみる価値はあるかもしれない。