最近は訪問販売や通信販売のクーリングオフや、キャッシングなどの過払いを巡るトラブルも多い。波戸岡光太弁護士は、これらの交渉も専門家に任せることを推奨する。
「相手は慣れている分、こちらが素人と分かると丸め込まれるケースが目立ちます。近年は裁判所も消費者の権利を重視しており、弁護士が行くことで有利に進められるケースも多く、交渉ごとはプロに任せるのが賢明と言われます」
こうした場合の弁護士費用は前者が2万~6万円程度。後者は着手金が1万~2万円で報酬は返還金額の20%ほどになる。
※週刊ポスト2019年11月8・15日号