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コーヒー抜きの生活は無理? カフェイン依存の人たちの憂鬱

カフェイン抜きの生活は考えられない?(イメージ)

カフェイン抜きの生活は考えられない?(イメージ)

 眠気覚ましやリフレッシュとして摂取する人も多い成分、カフェイン。コーヒーに含まれることで知られているが、多量のカフェインを含むエナジードリンクも人気だ。しかし、その中毒性や、飲みすぎて胃が荒れやすくなるなどの弊害が指摘されることも多い。大量のカフェインを日常的に嗜む人たちに、話を聞いた。

 30代の女性会社員・Aさんは、1日3杯のコーヒーを飲むことが習慣になっている。毎朝コーヒーチェーンで購入してから出社し、昼食後に一杯、そして午後も仕事の合間の一杯を楽しむ。

「コーヒーは仕事モードに入るために欠かせない。パフォーマンスに大きく影響が出る気がします。飲むタイミングがなかなかない日は、ずっと集中できない感じ。私の生活にとって、コーヒーがない生活は考えられません」(Aさん)

 20代の男性会社員・Bさんは、社会人になるまではカフェインと無縁の生活を送っていたのに、今やすっかり「依存気味」。忙しさからか、業務中に睡魔に襲われるようになることがあった時、エナジードリンクを飲むようになったところ、手放せなくなってしまった。

「仕事が忙しいと、エナジードリンクを1日に3缶飲むことも。カフェインのせいなのか糖分のせいなのか分かりませんが、スイッチが入るような感覚があります。最近では、ドリンクでは足りずにカフェイン錠剤を飲むようになりました。周囲からは注意されることもありますが、飲むとしばらくは眠くなることがないので、やめられないです」(Bさん)

脱カフェインを決意する人も

 長年にわたり、コーヒーを1日5杯以上は飲んでいた30代の男性会社員・Cさん。しかし最近、体調に異変をきたすようになり、飲むのをやめてみた。

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