ランチタイムの主力と見られる『サービス焼肉ランチ』だが、「焼物」で使われるお肉は“和牛肉のみで成形した合わせ加工肉”とのこと。それが8枚とエビ2尾が盛り付けられて出てきた。
一方の『焼肉ランチ【A】』の焼物は、カルビ焼き4枚、赤身ロース2枚、エビ2尾、とうもろこし、長ネギの組み合わせだ。
『サービス焼肉ランチ』と『焼肉ランチ【A】』の肉を食べ比べた記者Aはこう感想を述べた。
「『サービス焼肉ランチ』は“タレ”で注文したんですが、やはり叙々苑のタレは上品でおいしい。合わせ加工肉だとしても、身と脂のバランスもいいし、とても柔らかくて、十分すぎるおいしさだと思います。
そして『焼肉ランチ【A】』のカルビはというと、しっかり霜降りになっていて、本当に柔らかくておいしい。アラカルトメニューでは、この上に『上カルビ』や『特選カルビ』があると考えると、叙々苑のポテンシャルの高さを痛感するしかない。赤身ロースもしっかりとした“赤身感”があって、これまた上品でおいしい。文句なしです」(記者A・以下「」内同)
ボリュームについても、文句なしのようだ。
「一般的な焼肉店の1500円くらいの焼肉ランチと同じくらいのボリューム感だと思います。『サービス焼肉ランチ』は薄めのお肉が8枚なので、単純に枚数的にも満足感がありますね。一方、『焼肉ランチ【A】』は6枚だけど1枚1枚が食べごたえがあるという印象。ナムルやキムチ、スープなどもついてくるで、ボリューム的に物足りないということはまったくありませんでした」
野菜1枚1枚に味付けされている「叙々苑サラダ」
そして、叙々苑の大人気メニューである「叙々苑サラダ」を食べられるということも大きい。
「レタスやサラダ菜の1枚1枚にしっかり味付けされている叙々苑サラダは、やっぱり絶品。焼肉もさることながら、これを食べるために叙々苑に来ているかのような喜びがあります」
では、『サービス焼肉ランチ』の2640円、『焼肉ランチ【A】』の3520円という価格を考慮したうえでの満足感はどうだろうか。
「たしかにランチに2500円以上払うというのは贅沢です。毎日払えるものではないのは事実。でも、高級感やスペシャル感を体験できるという意味では、“アリ”なのかなと思います。お肉の質を求めるなら『焼肉ランチ【A】』や、さらにその上のメニューを頼むのもいいんですが、『サービス焼肉ランチ』でも満足度は十分です。逆に言うと、脂身多めなお肉が苦手な人は、『サービス焼肉ランチ』の方が良いと思います」
2500円以上の満足度は存分に味わえる叙々苑ランチ。普段遣いにはなかなかハードルが高いかもしれないが、誕生日祝いや自分へのご褒美、職場のランチ打ち合わせなど、特別な時に食べるには最高のランチかもしれない。