2月3日から全国の宝くじ売り場で「東京2020協賛ジャンボ」と「東京2020協賛ジャンボミニ」が、1枚300円で同時発売される。その名の通り「東京2020大会」の公式ライセンス商品となっているため、販売金額の一部は、今年の夏に開催される東京オリンピック・パラリンピックの大会運営費に充てられる。
つまり、この宝くじを買うことで間接的に大会を支えることになる。ボランティアに応募したかったけど諸事情で行けない人や、選手を応援したいけどどうしたらいいかわからないと思っている人は、この宝くじを買って大会運営をサポートすることができる。
ところで、宝くじに詳しい人は気付いているかもしれないが、「○○協賛くじ」という場合、その協賛する分だけ当せん金の割合が減額されていることがほとんどだった。しかし今回はそのようなことはなく、昨年同時期に発売された「バレンタインジャンボ」と同じ水準を保っている。
さらに、以下のデータで示すとおり、「10万円以上」「100万円以上」「500万円以上」の当せん確率は、5大ジャンボの中でトップを誇っている。
◎今年度に発売されたジャンボ宝くじの10万円以上の本数(1000万枚あたり)
ドリームジャンボ:2165
サマージャンボ:734
ハロウィンジャンボ:2204
年末ジャンボ:1152.5
東京2020協賛ジャンボ:3207
※年末ジャンボは1ユニットが2000万枚のため、小数点未満の端数が生じる。
◎今年度に発売されたジャンボ宝くじの100万円以上の本数(1000万枚あたり)
ドリームジャンボ:66
サマージャンボ:35
ハロウィンジャンボ:105
年末ジャンボ:53
東京2020協賛ジャンボ:108
◎今年度に発売されたジャンボ宝くじの500万円以上の本数(1000万枚あたり)
ドリームジャンボ:6
サマージャンボ:5
ハロウィンジャンボ:5
年末ジャンボ:3
東京2020協賛ジャンボ:8
高額当せんで億万長者を目指すのも魅力だが、多くの人に手応えのある賞金が行き渡るというのも嬉しいだろう。