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【ドル円週間見通し】リスク回避の円売りが継続する可能性も

・2月24日-28日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(米) 2月CB消費者信頼感指数 25日(火)日本時間26日午前0時発表予定
・予想は、132.5
 先行指標となる2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報は100.9に上昇。また、参考となる1月実績は131.6で昨年8月以来の高水準。現況指数と期待指数はいずれも上昇した。2月については、雇用情勢がまずまず良好であるものの、ウイルス感染拡大が一部で警戒されていることから、1月実績を下回る可能性がある。

○(米)10-12月期GDP改定値 27日(木)午後10時30分発表予定
・予想は、前期比年率+2.2%
 参考となる速報値は前期比年率+2.1%。個人消費、企業設備投資は弱含みとなったが、貿易赤字の縮小や住宅建設が増加したことから、2%台の成長率を維持した。改定値では個人消費、設備投資の大幅な上方修正は期待できないことから、成長率は速報値と同水準になってもおかしくない。

○(日) 1月鉱工業生産速報値 28日(金)午前8時50分発表予定
・予想は、前月比+0.2%
 参考となる12月実績は前月比+1.2%。液晶製造装置や半導体などの生産増が寄与した。1月については、生産の基調判断は「弱含んでいる」で変わっていないこと、新型コロナウイルスの影響が出始めていることなどから、伸び率は鈍化する可能性が高いとみられる。

○(欧) 2月ユーロ圏消費者物価コア指数 28日(金)午後7時発表予定
・1月実績は、前年比+1.1%
 参考となる1月実績は前年比+1.1%。サービス価格の上昇が寄与した。2月については、エネルギー価格の上昇は一服していることや、製造業などにおける賃金上昇の圧力は高まっていないことから、物価上昇率は1月実績を下回る可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・24日(月):(独)2月IFO企業景況感
・25日(火):(米)12月CS住宅価格指数、(独)10-12月期国内総生産改定値
・26日(水):(米)1月新築住宅販売件数
・27日(木):(米)1月耐久財受注
・28日(金):(米)1月個人所得、(米)1月個人支出、(米)1月PCEコア指数、(米)2月シカゴPMI、(日)1月失業率、(独)2月失業率、(独)2月消費者物価指数

【予想レンジ】
・110円50銭-113円50銭

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