今年最初のジャンボ宝くじである「東京2020協賛ジャンボ」は3月6日に抽せんが行われる。すでに買った人の中には、「当たったら何に使おうか」と夢を膨らませている人もいるだろうし、その中の誰かは夢が現実のものになる日が近づいている。
ところで今から1年前、実際に夢を手に入れた人がいる。いや、正しくは「手に入れる権利を獲得した」と言うべきかもしれない。昨年3月5日に抽せんされた「バレンタインジャンボ宝くじ」と「バレンタインジャンボミニ」で高額当せんしていながら、1年経った今でも引き換えられていない賞金が、まだ多数残っているのだ。例えば、ジャンボの1等2億円2本、ミニの1等2000万円3本をはじめ、500万円以上が18本も未換金という状態だ(1月20日現在)。
未換金の宝くじが発売されたエリアも、北海道から福岡県までと広範囲。なかでも愛知県で発売されたものは1等と前後賞の両方が換金されていないことから、連番の可能性が高いと見られる。
この時期にやってしまいがちなパターンとして考えられるのは、買った宝くじをコートの内ポケットに入れ、そのまま忘れてしまっているというケース。昨年のバレンタインジャンボは、3月10日が支払期限。今年になってから着ていないコートがあれば、ぜひともチェックしてみてほしい。